
テニスなんて興味のなかった学生時代。
友人のガールフレンドに薦められて読んだ
宮本輝さんの青が散る。
青い時代にいたからか
実感もわかずほんの少しの記憶を残して読みおえました。
どうしてこの本を薦めてくれたのか記憶もなく。
偶然テニスの話だと改めて知って
先日もう一度読み返してみました。
話のなかみにすっかり影響を受けて
週末も灼熱の中、連日4時間テニスコートで
ボールを追ってました。
汗をかいて、日焼けして、
終わりにはコートの整備をして
新しく誘われてはいったテニスサークル。
言えないセリフがあったボクらには
わかる気がするストーリーと
そんな甘酸っぱい気持ちが似合う8月の終わり。
何度も洗濯をして
褪せてきた青いDURALEXのシャツを着て。
そんな青さを忘れないように。