喉越しの気持ちよさから
夏がくれば思い出すわらびもち。
わらびもち粉と黒砂糖そして水をいれて
中火で木べらで混ぜ合わせます。
こげないようにカタカタと煉りまわして。
急に澱粉質の塊が出きはじめて
全体にあっという間に透明になれば後は火から下ろして
氷水の中にひとつずつ落とせばできあがり。
今回は黒砂糖を入れてコーヒーゼリーのようなわらびもち。
黒蜜ときな粉をまぶして頂きます。
きな粉の香ばしさが残ります。
濃厚な蜜の甘さがとろんとしたわらびもち。
涼しげな水菓子を作って
新潮文庫の小説読んでいます。
当時の雰囲気に近づける気がして
クーラーもつけない暑い部屋で
わらびもち。