旅行中いつも飛行機の中で読むのは
リチャード・バックの"翼にのったソウルメイト"や”イリュージョン”。
彼の言葉は空の青さを染み渡る言葉で表現してくれる。
夜明けは穏やかで青く光る。
幸福が昼を強めたので、
青く、とても青く、さらに青く、
歓喜が膨らんでみなぎる。
日暮れまでに
私たちをやさしいピンク色が包み、
情熱の赤紫色がさよならに溶ける。
地上の魂と宇宙の魂が
美しさではち切れそうだ。
私はほほえみに満ちた世界に眠る。
飛行機の窓から見える
鮮やかなブルーのグラーデーションを見てると
日常生活でいつの間にかぼやけてしまった
本当は一番大切にしていたことを思い出させてくれる。
そしてこの景色が見れない毎日が続くとき
彼の本を読んでいることが、何故だか多い気がします。