フランス人の彼が
パリから持参したラデュレのマカロンと ボクが持参した虎屋の生菓子。 妹の結婚式の前日に記念撮影。 この写真を眺めながら これからはじまる甘みの強さや 食べたときの食感を思い期待しつつ。 違う国のお菓子なのに並べてみると 目指す到達点は同じようで。 君たちふたりをみていると 食事のセレクトや目もとの感じ。 エレガントというには遅すぎるテンポ。 先天的な変わらない似ている何かもたくさんあって。 ボクがフランスの ロジェ・タロンの時計をしているように 彼が日本の渡辺力さんの時計をしているのを見かけたとき 興味へのセレクトの方向が近くておかしくて。 そのときなぜだか安心できたことは忘れません。 君が幸せであれば日本にいる家族も これ以上うれしいことはなく。 長いあいだ両親と話した大切な時間 たまには思い出してね。 ラデュレと虎屋いつまでも選べない兄からの 祝辞とさせていただきます。 おめでとう。 #
by helenanoguerra
| 2009-05-31 19:40
| PARIS
列車になびく髪と
ワンピースのスカートに いまのこの季節と同じ さわやかな風を感じて。 眩しいレンズ・フレアと ところどころにシーケンスされる 木の枝のシルエット。 エヴァーグリーンだと思ってた気持ちは 変わってしまうわけではなくて ほんとはただ忘れてるだけ。 このプロモーションヴィデオを 観ていたら思い出して。 コーラスワークがはじまると ほんの少しのスローモーションで 川面を右から左へとゆったり動くカメラ。 昔の記憶のような忘れられないショット。 映像でもそしてヒトの一生のなかでも 自分の気に入ったシーンに めぐりあうのはほんの一瞬で。 だからよけいに頭の中に焼きつくのかも。 いまのこの季節 眩しい緑の木陰を歩いてみれば 木の葉の乱反射のようにフィルムがコトコト 回りはじめ頭の中に映写される。 そしてそれはきっと エヴァーグリーンな映画のような短編。 #
by helenanoguerra
| 2009-04-29 23:49
| PARIS
ル・コルビジェの弟子の一人だった 坂倉準三によって設計された このトリコロールな学校で。 先日行われたフランコフォニー・フェスティバル。 コラリー・クレモンの歌声を聴きに。 もう何年も前に見た彼女のあどけなさは別人のようになくなり。 すっかりおとなっぽい綺麗な女のコになっていました。 クスクスと羊の煮込み料理にほんの少しの白ワイン。 すべてが美味しくて満足していたら 眩しい光が気配でわかるように 突然現れた憧れの女のヒト。 見とれながら建物にもたれかかった時 手に触れた表面の荒っぽい仕上げが ヨーロッパでのアーキテクトな旅を 急に思い出させてくれたり。 全体からかもし出されるその雰囲気は フランスの建物のなかにいる時に感じる 心地よさとほどよい緊張感と同じようで。 自分のいる場所と気持ちの照準が合ったのか 心の中はなぜだかとてもリラックスしていました。 単純なボクはきっと この場所にくるとずっと このヒトのことを思い出してしまう。 フランス人の先生と話をしていたときの笑顔と真っすぐな視線。 物語を感じるような繊細な食事、 心揺さぶられる大切な音楽や 久しぶりに感動した映画とか そんな気持ちが一度に吹き荒れて。 日仏学院で話をした人たちとの心地いい記憶と一緒に。 #
by helenanoguerra
| 2009-03-31 23:53
| PARIS
ふたつきあればいろいろと
環境を変えることもできるんだと。 ダブル・タスクは昔から苦手なので やっぱりそういうところは 女のヒトみたいに器用にはいかないと思いつつ。 一つのことばかり考えてた毎日。 年賀状も出さずに 寒中見舞いも間に合うことなくもう立春 あっという間に2月に入ってしまいました。 現実の毎日ではなかなか 好きなものが似ているヒトに出会うことはなかったけれど そんなこともないような気がして。 興味のあるモノはずっと大事にしてきたから 逆に内緒にしていたのかも。 でもそれは止めて何処でも誰にでも話してみようと。 根拠のない自信が溢れてくるように。 デジタルの0と1みたいに 基本的な1が終わってやっと次のステップに 進めたような気分です。 おまけに春も来て こんな風にハートマークに見えるあたまの中。 今年の始まりは立春からなんて 本年は旧暦気分で失礼します。 そう、もうすぐ春一番が吹くはず。 #
by helenanoguerra
| 2009-02-04 23:59
| PARIS
パリのラデュレに勤めていた友人に会い
東京のラデュレでお勧めを教えてもらった タルト・パッション・フランボワーズ。 ひさしぶりの美味しい食事の連続のしめくくりにして。 この日からもう一ヶ月近く経つのに 食欲というスイッチがオフになる気配もなく。 ひさしぶりでもないけれど頭の中はいつも食べモノのことばかり。 いつの間にかクルマで出かけることが多くなり お酒を飲むことも無くなっていたボクですが テニスを始めてから大きなペットボトルの水を持ち歩くようになって カラダの新陳代謝が良くなったからか ひさしぶりのワインが美味しくてたまりません。 煎茶の入れ方、 コーヒーのドリップの仕方 食事と食事の間の楽しみもまだまだたくさんあって。 ひさしぶりだけどこんな気持ち。 ラデュレに行ったとき ケーキだけにしようと思っていたはずなのに我慢もできず マカロン3つ袋にいれてもらい歩きながらほおばって。 ネチッっとした食感は ひさしぶりにパリの感触の様なモノを少し思い出させてくれました。 今月のエル・ア・ターブルの 憧れのパリの味、ラデュレの秘密レシピをめくりながら ひさしぶりに本気で料理を作ってみたくなっています。 #
by helenanoguerra
| 2008-11-24 23:44
| PARIS
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