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Radio #1

e0032988_064970.jpgあたたかな気持ちにさせられる映画や
せつない気分をはげましてくれる音楽と同じように
素晴らしい毎日の放送。

だけどそれは作品ではなくて
すべては日々の生活のなかのできごと。
NHKラジオ第1放送の午前中。
きょうも元気でわくわくラジオの
村上信夫さんのお話。

なかなか聞くことはできないけれど
時間があれば周波数をあわせてます。
国会中継で時間が短くなることもあるけれど
答弁を放送するよりきっとこの国を
良くしてる気がします。

毎日の生活のなかのわくわくや言えなかったありがとうの言葉。
きれいな言葉使いから浮かび上がる力強い愛情あふれる気持ち。
春がきたようなこみあげる優しさと涙がこぼれるような桜が散るかなしさも
普段の生活のなかにこそ味わうことができて。
そんな誰にでもおこりうる
素敵な毎日を教えてくれる放送をありがとう。

『きょうもいいことがいっぱいありますように』
と最後は村上さんのおまじないの言葉でしめくくられ
電波で伝わるショックはRadio #1のロボットみたいな気分です。
AIR:Radio #1
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by helenanoguerra | 2008-02-25 00:08 | PARIS

CHRISTOPHE LEMAIRE

e0032988_0273116.jpgテニスコートの往路で聴いてるテーマソング。
準備体操変わりにこのCDをplay。
2003年に発表された
ラコステとトリカテル・レーベルのコンピレーション。

音楽家のベルトランと現ラコステ・デザイナーのルメール、
そしてカール・ラガーフェルドのショーでも
おなじみの選曲家グベールがコンパイルしています。

当時のコレクションではテニスがテーマに。
曲間には審判の判定の言葉が聞こえます。
tie break!だとかsmash!なんて声。

そして2007年の秋冬は映画、冒険者たちがテーマに
フランソワ・ド・ルーベの口笛のテーマソングと
ステージにはシトロエンのDSが。
ジョアンナ・シムカスのような
はかなげなオンナのコが枯葉の上を歩いていました。

ルメールのショーを見てると
洋服だけが突出することもなく。
音楽とステージとの呼吸をあわせるように
絶妙なバランスを保っています。
そんな圧倒的なさりげなさとてもスマートな気がします。

もう一度冒険者たちを観て少しでも近づけるように
アラン・ドロンはかっこよすぎるし
ヴァンチュラの渋さも難しそうなので
口笛練習することにします。
FW07-08 (1) (2)
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by helenanoguerra | 2008-02-22 00:31 | PARIS

dimanche matin

e0032988_121333.jpg週末の1日しかない休み。
冬の午前中はおそくまで寝ているのが
幸せだと思ってました。
寒くてたまらない朝
テニスに誘われていた日曜日。

寝坊して急いで朝食を食べて出発。
むかう途中は曇っていたのに
コートに着いたら真っ青な空。
朝の日差しと、
休日とくゆうの心地のいい静けさ。

霜でキラキラと輝く緑色の芝の上。
冷たい空気を吸い込んで
黄色いボールを追いかけて。

あたたかいコーヒーと
ボリュームたっぷりのサンドウィッチを
ゆったりと食べながらテニス仲間と早めのランチ。

こんな生活を続ければ
彼らのようなさわやかな風が吹くように
なるのでしょうか。
ボクの中にはなかった日曜日の午前中を
ありがとう。
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by helenanoguerra | 2008-02-19 01:23 | PARIS

PIERRE HERME ☆ ROMAN ANDREN

e0032988_019563.jpg
手作りのショコラ・ショーと一緒に届いた
博物館に永久保存してほしくなるようなケーキたち。

賞味期限というあっという間の終わりがくるのに
つきつめていく姿勢に。
たくさんの素材の組み合わせと
ユーモアーのあるアイデアに。

普段の食生活のなかで
糖分をできるだけとらないようにしてまでも
毎日いただきたくなりました。

ROMAN ANDRENのファーストアルバムJUANITA。
この音楽を聴きながらいつも
大きなケーキたちをカットしています。

音楽や映画のようには
簡単に記録に残すことができないパティスリー。
はかない瞬間のために存在するかっこよさに。

どこまでも輝かしくて、どこまでもダンサブルなのに
これほど切ないのはなぜだろう。
そうこの音楽と同じように夢中になって。
余韻にひたれるそんな時間をありがとう。

音楽をリピートすればこの
口のなかの広がりが再生されればいいのに。

ROMAN ANDREN:Amber Lady
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by helenanoguerra | 2008-02-10 00:20 | PARIS

ollano

e0032988_0121391.jpg

フランスのバンド
AIRが12インチシングルを数枚だしていたころ。
まだmoon safariをリリースする前。
他のアーティストのリミックスをたくさん手がけていました。

その12インチシングルを片っ端から手に入れて偶然出会ったollano。
しばらくしてアルバムをリリースしたらそこにはゲストボーカルとして
参加しているhelenaの象徴的なジャケットが。
黄色いワンピース姿でたたずむ背の高い女性。
けだるいダウンビートのなか浮遊感のある彼女の歌声。

青いジャケットのlatitudesのAIR REMIXは
ボクにとってAIRとhelenaの共演盤として記念碑的な一枚となりました。

初期のAIRのサウンドは宇宙空間でふわふわしているような感覚がしました。
そして無重力のなかで落ちていくような錯覚のなかHELENAの声は響きます。

空気の圧力を解き放ち向きを変えるようなジェットノイズ。
惑星に着陸するようにゆっくりと導いてくれます。

ひさしぶりに彼女のスタイリッシュな衣装をみかけて
この当時の雰囲気からそのまま抜け出してくれたようで嬉しくて。

もう何年も好きだったminimumのジャケット
彼女の好みで作ったに違いないと確信しました。

ollano:latitudes (ORIGINAL VERSION)
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by helenanoguerra | 2008-02-10 00:15 | PARIS

CONTAX digital

e0032988_06292.jpg新しいデジタルカメラが欲しくてずっと探してました。
ほんの少しのきっかけがあれば新製品を
手に入れていたかも。

でもいつの間にか長い付き合いのボクの相棒
CONTAX TVS DIGITAL。
このブログの写真も全部このカメラだったりします。

500万画素ですが硬質な写真が記録されます。
細部の描写は目をつむって。

結構な厚みで外出先で撮影してるとフィルムのカメラと間違われます。
裏の液晶は小さすぎて太陽の下での確認はほぼ不可能。
フィルムのカメラのようにうまく撮れてないことも多々あります。
ここまで読んでるとVQ1005とあまり変わらない気もします。

だけど予想以上に綺麗にとれている
そんな瞬間が忘れられずスタンダードに。

デジタルのカメラになれば味や余韻もなくなる
と思っていたけれどそんなことはなく。
古いフォルムの写真のような鮮やかな陰影を、
影の階層をみてこのカメラにあらためて惹かれます。
今日も雪を見ながらシャッターを押してみます。
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by helenanoguerra | 2008-02-10 00:10 | PARIS

Valentine☆olivetti

e0032988_025379.jpg
街を歩いているとこの季節。
ショコラの記憶がよみがえるはずなのに。

いつからかヴァレンタインと聞くと
赤いバケツを思い浮かべるようになりました。
オリベッティ社のヴァレンタインではなくて
エトーレ・ソットサスのヴァレンタイン。

電子手帳が革の手帳に負けてしまうように。
性能さえも意味のないものにしてしまうようなスタイル。
使わないはずのタイプライターなのに手に入れてました。

ソットサスが昨年亡くなったと知って。
デザインという言葉が懐かしい言葉になりそうな今を。
いなくなってしまった寂しさと同じように感じます。

でもねそれ以上に永続的なこのフォルムを眺めていると
ずっと生き続けて行ける力強さに
あたたかい気持ちにさせられます。

あったはずの赤いヴァレンタインは
チョコレートのおかえしにしてしまったのかもしれません。
変わりにクローゼットの奥からこのベージュのタイプライターが見つかりました。
ソットサスなら
あの笑顔で許してくれるでしょう。
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by helenanoguerra | 2008-02-10 00:05 | PARIS

SAINT ETIENNE☆BOXETTE

e0032988_0173632.jpgSAINT ETIENNEのファンクラブから3000セット限定で発表された。
CD4枚組みのレアトラックスなボックスセット。

録音したのにすっかり忘れてタイミングを失った未発表曲から
シングルカットされたデモトラックまで。
1990年から2006年まで縦横無尽に並べられているのに
曲のつなぎに全く違和感のない
時代をこえてる相変わらずな彼らの音。

シングルとしてリリースされる曲と曲との間に挟まる
景色が見えてくるようなインストゥルメンタル。

普段の毎日に起こるA GOOD THINGから
ヌーヴェル・ヴァーグの映画のようなたいくつさが
ずっと繰り返されます。

映画のなかの意味のないカット
マクガフィンが映像に彩をそえるように
倦怠のような時間も貴重なそして大切な瞬間だと思えてくる。
すべてはあとから重要だったと気づくように。

意味のない時間はなくて
誰かをずっと待っているような負の時間だって
ヒトとして深みを増してれるかもなんてそんな気分にしてくれる。
こんなことヌーヴェル・ヴァーグの映画と
SAINT ETIENNEに教えてもらいました。
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by helenanoguerra | 2008-02-08 00:20 | PARIS