<   2007年 12月 ( 3 )   > この月の画像一覧

comme chinois

e0032988_2232513.jpg上海の水には住んでる人にも馴染めない
独特のにおいがあってシャワーを浴びているとその香りがバスに充満します。
天気のいい毎日、乾燥しているから烏龍茶が美味しくて小籠包をひたすら堪能。

なぜだか生まれて初めて行ったエステ。
男性も訪れていますという話は本当なのか、
メトロセクシャルとは程遠い空間だったけどラグジュアリーな部屋の中では
ヒーリングの音楽と遠くで響く渋滞のクラクションの音。

服を脱いでくださいといわれ、シャツまで脱いで
ベッドに置いてあった女性用の布を羽織ろうとしていたらそれ違いますと。
それから店内にはクスクスと小さなかわいい笑い声が聞こえてきました。
自分でもおかしくてバナナの皮で転んじゃうおかしさは世界共通なのね。

たくさんのつぼを押してもらって
意識が整理されあたまの回路もきっとアップデートされました。
最後にお水をたくさん飲んでくださいねとアドバイスを受けつつ、
男性はほとんど来ないことを教えてもらったり。

コーヒーチェーンのお店でも上海ではあの独特な水の香りがします。
だけどしだいにその香りが上海にいることを実感させてくれることになりました。
この香りが体からしてきたら本物の上海人になれることでしょう。
上海かぶれだったらこの香水を作るでしょう。

そして帰りの空港での中国語のアナウンス。
旅情を駆り立てられていたからではなくて
柔らかくて優しい中国語の音にエキゾチックな神秘さをうけてジェット機をずっと眺めていました。
人々のあまりにもまっすぐなナチュラルさに打ちのめされたこと
上海にいる間ずっと感じていたと思い返しながら。
[PR]
by helenanoguerra | 2007-12-18 22:42 | PARIS

LA CHINOISE

e0032988_1629272.jpg漢字のフォントが綺麗な高層ビルと
エキゾチックな香がするホテルばかりが
濫立する道路を歩いていたら。

中国の国旗がはためく広場にでました。
正面には共産党の大きな建物がありました。
緑色の軍服を着た兵士が二人
身動きしないで立ってました。

中国の赤地に黄色い星の国旗は
ゴダールの中国女の連想でポップアートな作品のよう。
いつか中国に行ったら人民服はいらないけれど
赤の革が綺麗な毛沢東語録を手に入れようと思ってました。

建物の前では毛沢東の腕を前にあげるポーズをして
中国人のオンナのコに笑われながらも一枚写真をパチリ。

当時中国で出版された語録は、
ポケットに入れて持ち歩くことを想定し、
汗で濡れることもあるので表紙はビニール製だったと
後から知りました。

帰りの空港の売店で見つけたビニールの表紙のモノは
現代用に変えてしまったものだと思って手に入れませんでした。

映画は語録からの引用がたくさんあったけど
思い違いで持ち帰ってこなかったのは
カバーの赤色がもう褪せてしまっていたから。
[PR]
by helenanoguerra | 2007-12-08 16:32 | PARIS

L'avenir

e0032988_013982.jpgパスポートを探し
スーツケースを用意して上海へ。
日本以外の亜細亜を訪れるのは初めてだけど
駐在しているいとこの帰国が
近づいてきたので遊びにいくことに。

前日も遅くまで仕事をしていたから空港に到着しても
旅行へ行くというスイッチがなかなか入らず。

だけど離陸して窓際の席に座って
何枚も青い地球の写真を撮ってたら
昨日までのことはすっかり忘れてました。

上海の空港には各国のジャンボ・ジェットばかりで
入国審査の人種の多さに驚きながらも
エアポートからホテルまでのタクシーの
ドライヴィング・テクニックに酔いしれて。

フランスの映画タクシーのはるか上を行く運転で
トラックとトラックの間をスタントのように
すり抜けてくれました。

街では値札がついていないホンモノとニセモノがあふれて
歩いている横をまったく音のしない電気自転車が後ろから走り抜け
大気汚染でビルはかすんでしまいリニアモーターカーが走ってました。

ずっと想像していたブレードランナーみたいな
享楽的な未来はもうここで現実になってました。
映画の中の未来の世界から帰ってきたような
不思議な気分に今なってます。
[PR]
by helenanoguerra | 2007-12-06 00:14 | PARIS