カテゴリ:PARIS( 332 )

FBM

e0032988_016176.jpg車山高原で毎年開催されている
日本で一番大きなフランス車のイヴェント
今年で22回目のフレンチ・ブルー・ミーティング。

peugeot205を手に入れた頃
雑誌NAVIの小さな告知で知ったもののタイミングを失い。
ついに今回、諏訪へ向かう
citroenに乗って初めて訪れることができました。

目的地へ近づくほどフランス車濃度は高くなっていき。
到着したら視界に入る車はすべてフランスのメーカーのモノに。
曇り空の高原を歩いていると
フランスのクルマのエンジン音ばかりで
パリにでもいるような高揚感に包まれていました。

フリーマーケットでは思わぬものが手に入り。
いつも楽しみに読んでいる自動車評論家の森口将之さんと
renaultアヴァン・タイムのお話ができたり。
予想以上に充実したあっという間の二日間。

真夜中の打ち上げで、主催者の方とした話の中で
このフレンチ・ブルー・ミーティングの会として
珍しく面白いところは、ヒエラルキーがないということ。
古くても新しくても、価格が高くてもそうでなくとも関係なく。
お互いにいい面を持っていることを知っている参加者と
オンリーワンなクルマたち。

帰り道、友人のクルマを運転をさせてもらい、久しぶりに左ハンドルの高速道路。
目的地から離れていくとしだいに少なくなっていくフランス車に
ひとりフランスのクルマのカタチに夢中だった当時の自分を思い出して。

でもいまは寄り道がメイン道路になってしまってるような
愛すべき人たちにたくさん出会えたことを
あらためてフランス車に感謝。
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by helenanoguerra | 2008-10-30 00:32 | PARIS

la eternite

e0032988_23422271.jpg真夜中のリゾナーレは
秋を通りこしてもう冬のようで
トランクに積んであった防寒具を羽織り
葉っぱの中へ音楽の演奏を聴きに。

日が暮れてから始まる結婚式に出席にするために
続々と集まる参列者を横目に
カフェでブルーノ・ムナーリの本を夜遅くまで読んで。

朝も早くから起きて朝食前の散歩を。
前日の式のお祭り騒ぎがそのまま残っている会場を覗いて。
夢のような結婚式とこれから始まる現実の生活と。

ムナーリが初めて来日したとき
当時の日本の人をみて木と紙の家に住み
贅沢を知らない人々という印象を持ったそうです。

永遠ではないような木と紙の
繊細な構造物に触れるような心使いを持ち合わせ
ミニマムな生活へ憧れている不思議な今という現実の中で。

簡単に変わってしまう価値観ではなくて
変わらない大切な何かを解りあえたそんな二人に
祝福の声はよりいっそう心の中に響くんじゃないかと。

冷たくて透き通った空気と
朝日を浴びながら森の中で輝く式場をみて
ぼんやりそんなこと考えてました。
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by helenanoguerra | 2008-10-21 23:45 | PARIS

FILM FESTIVAL

e0032988_23393218.jpg世田谷文学館での昼下がり。
俳優の石坂浩二さんと
音楽家の小西康陽さんとのトークショーで
市川崑監督の話をたくさん伺うことが出来ました。
監督について、お二人がしゃべってくれる
そんなたまらないひととき。

声を出して笑ってしまうおかしい話や
すばらしいシーンの撮影中の出来事。
途中から自分も撮影現場にいるような気分で
何故だか目頭が熱くなって聞いていました。

俳優の動作にはすべて指示があってリズムがあり。
スポーツのフォームを眺めるように、
もう一度全てのフィルムを見直してみたくなりました。

展示会場のなかで見つけた当時愛用していた机。
その上に置かれていたエール・フランスのメモ帳。
                    
美しい映像とは対照的に浮かび上がる人間臭さの面白さ。
ずっとそう思っていたけれど
モノを選ぶこだわりが強いということは
同じように人への愛情もホントは強いんじゃないかと気づきました。

そして客席には緒川たまきさんもいらしていて。
きれいな女の人とスマートなお話。
いつものように市川崑監督の映画でも見たような
後味を残してくれるそんな時間でした。
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by helenanoguerra | 2008-10-15 23:50 | PARIS

week-end a la montagne

e0032988_23244948.jpg山の空気はもうすっかり秋になってました。
韮崎インターを降りてクルマの窓を下げて
そんなことを思いながら。

たくさんの果物がなる農園を抜け
レストランLa Cueilletteへ。

前菜の野菜の美味しさで気持ちだけでなく
からだも高原へついたと実感し。

サラダやメインディッシュ。
食材それぞれが主張して
バランスをとっている料理に満足していました。

眼下に広がるぶどう畑を眺めてると
遠くのほうからやってくる小さな配達のトラック。
どこから来たのか歩いて材料を持ってくる人。
ひっきりなしに届く地元の食材の数々。

高原にくると約束したかのように
地元でとれたフレッシュな野菜を頂いています。
最後の一皿、自家農園の巨峰のジュレを口にいれたとき
そんな決まりごとがもうひとつ増えました。

果物の甘味、酸味の味わい深さを知らなかった気がします。
そして果肉のなんともいえない弾力感、
はじけるような力強いひとつぶ。

美味しいぶどうを育てるように
それぞれの人が大切に作っている食材が集まってくる舞台裏を見て
それも料理の演出のひとつみたいで。

知ってるだけでは解らない理想の物語を味わって
みたされたおなかと気持ちでお店を後にしました。
ぶどう畑に招かれるようにまた訪れたい。
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by helenanoguerra | 2008-10-05 23:26 | PARIS

Belberry

e0032988_22274394.jpg火曜日にベルギーのお土産で
もらったコンフィチュールを
休みの日の朝にゆっくりと味わいながら。

ひとりでも、ふたりでも、たくさんでも
食事の計画ばかり考えている毎日?

価格やロケーションとは関係なく
出来る限り大切に一食入魂。

ジャムを舐めながら
「火曜日ならベルギーよ」という
1969年のアメリカ映画を
もう一度見直して。

ステレオ・タイプな旅行者のお話に
定番という力強さが新鮮で。

ツアー・コンダクターに
あたりまえだったはずの
基本的な場所に
おなかいっぱい連れて行ってもらえるように。

すこしのアイデアと工夫で
美味しい食事の時間はやってきて。

火曜日の夜だって
こんなこと考えてれば
なんだか楽しくなってくる。
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by helenanoguerra | 2008-09-23 23:00 | PARIS

ESPADRILLE

e0032988_23521097.jpgことしの夏は日本の街でも
エスパドリーユをよく見かけました。
フランスのスーパーで売っている
こんなタイプではないけれど。

蚤の市で見つけたボクのエスパドリーユは
輪ゴムでワンセットになって
籠の中に放り込まれていました。

フランスとスペインの国境近く
バスク地方の民俗的なはき物で、
靴底にエスパルトの繊維を編み込んでいたことから
名づけられているエスパドリーユ。

素足に麻の肌触りが心地よかったこと。
夏の余韻のようにいつの間にか忘れれてしまうけど。
季節が戻ってくるたびに履いていました。

これでドライヴしていると
ずっと昔から変わらない普遍的な気持ちよさを教えてもらいながら
どこか避暑地にでも来たような気分でした。

夏が苦手だったから少しでも気に入るようにと
手に入れたこのエスパドリーユ。
いつもはこの暑さが終わってホッとしていたはずなのに
念願の寂しい気分で夏の終わりを迎えることができました。

きっと明日になれば
秋の味覚であたまがいっぱいなのは
いつものことなんだけど。
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by helenanoguerra | 2008-08-31 23:53 | PARIS

Tennishero

e0032988_2252487.jpg夏のはじめに部屋の空調を新しくしたものの
スイッチをいれることは
ほとんどありませんでした。

36℃オーバーな炎天下のテニス・コートを走っていたら
からだの中の水温計が振り切れたみたいで。
それからはミネラル・ウォーターさえあれば
体がクールダウンするようになりました。
そして今年の夏はクーラーをかけて寝ることはありませんでした。

ひさしぶりにレコード屋で手に入れた12インチ・シングル。
スウェーデンからやってきた
テニス・ボーイTennisheroのリズムにのって。

彼らのアーティスト写真はいつも、
すこし昔のテニス・スタイルで。
ボルグのようにヘッド・バンドをし
木製のラケットを振りかざしています。

じわじわとこみあげるメロディのドラマティックな試合展開と
繰り返されるエレクトロ・ディスコのバック・トラックが
ボールの跳ね返るラリーのようにキラキラと輝いています。

先日も一緒に練習したメンバーにどんなボールでも
安定して返してきますねと言われたのが嬉しくて。
休みの間は気持ちが安定しているからなんて答えてましたけど
意外とあたっている気がしました。

夏がおわっても
お休みモードのスイッチはそのままに、
誰とでもどんな会話でも絶妙な話を返せるように
レシーブの練習はつづきます。
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by helenanoguerra | 2008-08-18 23:00 | PARIS

BADOIT

e0032988_23491492.jpg特別な日ではなく
フランスにいれば
普段の毎日に登場するテーブル・ウォーター。

日本のスーパー・マーケットでも
手に入るようになりました。

まだまだボクにとっては本国との価格差で
軽い気持ちで栓を開けることはできないけれど。

ワインでなくても
ささやかな発砲水の栓を抜く行為で
なにか特別な空気が現れます。

ほんの少しの贅沢で
毎日の生活が豊かになっていく
そんなバドワの炭酸水。

たくさんの細かい泡が
フランスの乾燥した空気の記憶を呼び起こします。

バドワのボトルを眺めながら
少しずつ回復に向かってると聞いて。

ずっと待っていたバドワの泡
軽い気持ちになって
ひとり乾杯しています。
A votre sante
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by helenanoguerra | 2008-08-14 23:50 | PARIS

LEMAIRE☆le trefle

e0032988_20431729.jpgひさしぶりに行った気がする洋服店。
ずっと気になっていたルメールの店舗。

彼がいつも胸元につけている
星型のピンバッジをやっと発見。
そしておまけにクローバーも。

すこし涼しくなったら
ボタン・ダウンの長袖のシャツの襟元に、
このピンズをつけるのが今からの楽しみに。

そして何度も試着したポロシャツ。
ルメールからの別注はもちろんラコステでした。
ワニのロゴも銀色でキラキラと輝いています。
タグにはmade in FRANCEの文字があり。

袖の付き方も
昔のフレンチ・ラコの提灯袖ではなく
現在の日本製L1212のフレキシブルなタイプでもなく。
とてもかしこまったタイトなラインでした。

年代によって生地の質や風合いが異なる
フレンチ・ラコの奥深い魅力。
ふれたときの優しい肌触りはまだないけれど
長いつきあいになりそうな友人に出会えた気分。
ひさしぶりに洋服店でドーパミン出しながら
そんなこと考えてました。
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by helenanoguerra | 2008-07-30 21:00 | PARIS

C_42

e0032988_2322193.jpgシャンゼリゼ42番地
建築家マニュエル・ゴートランによって
新たにオープンしたシトロエンのショールーム。
ダブル・シェブロンで包まれたガラス張りの建物で販売している
L'Histoire de CitroenのDVD。

歴代のコマーシャルもふんだんに取り込まれ
子どものおもちゃのような純粋なユーモアーが
たくさん描かれていました。

こういった時間軸で形の変遷を見ていても
時代とのバランスを模索してたということもなく
このカタチのまま現れたような
美術館においてある普遍的な彫刻と同じよう。

フラッグ・シップなショールームのはずなのに
過去の商品とそれに負けない現在のラインナップを並べて。
カタチあるモノを世の中に送り出す責任というなの証明書みたいで。

はじめてクルマを手に入れる前、単なる移動手段のためだったら
自転車に乗ろうと思っていたこと最近思い出してました。
それぞれの運転の楽しさをお互いにもう一度確認するために、
体脂肪率の挑戦のためにも自転車に乗る時間を増やしてみます。

そしてこのDVD見ていると現在のたくさんの新たなる危機に直面しても
おおらかなユーモアーなアイデアで乗り越えてくれそうな印象を持ちました。
大きな喜びが充満しているような
運転していて気持ちがいいそんな楽しさと同じように。
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by helenanoguerra | 2008-07-07 23:26 | PARIS