la eternite

e0032988_23422271.jpg真夜中のリゾナーレは
秋を通りこしてもう冬のようで
トランクに積んであった防寒具を羽織り
葉っぱの中へ音楽の演奏を聴きに。

日が暮れてから始まる結婚式に出席にするために
続々と集まる参列者を横目に
カフェでブルーノ・ムナーリの本を夜遅くまで読んで。

朝も早くから起きて朝食前の散歩を。
前日の式のお祭り騒ぎがそのまま残っている会場を覗いて。
夢のような結婚式とこれから始まる現実の生活と。

ムナーリが初めて来日したとき
当時の日本の人をみて木と紙の家に住み
贅沢を知らない人々という印象を持ったそうです。

永遠ではないような木と紙の
繊細な構造物に触れるような心使いを持ち合わせ
ミニマムな生活へ憧れている不思議な今という現実の中で。

簡単に変わってしまう価値観ではなくて
変わらない大切な何かを解りあえたそんな二人に
祝福の声はよりいっそう心の中に響くんじゃないかと。

冷たくて透き通った空気と
朝日を浴びながら森の中で輝く式場をみて
ぼんやりそんなこと考えてました。
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by helenanoguerra | 2008-10-21 23:45 | PARIS
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