毎年くる夏なのに
なぜだか今年は待ちわびていたような
はじめての積極的な5月。
短い休みに向かった兵庫県。
旅行に出かけた帰り道は
両手いっぱいの袋をかかえてということもなく
散歩の帰りのようにポケットの中のカメラだけ。
神戸の街では
ハーフパンツを穿いたこざっぱりとした男のコが
高いヒールの靴を履いた綺麗な女のコと歩いている。
居留地の薄いベージュの建物と
新緑の街路樹が自然と美しく佇み。
街角で気持ちいのいい風に吹かれていたら
このほかに必要なモノなど何もない気がしてきました。
トア・ロードを少し上って
クラッシックが流れる落ち着いた
TOR ROAD DELICATESSENの店内で。
材料そのものの味を楽しむための
出来立てのシンプルなサンドウィッチ。
むずかしいコトを考えるのはやめて
あたりまえだったはずの昔から変わらないひたすら心地のよい時間。
すっかりこの街の雰囲気にのまれてました。