LE PARADIS

e0032988_9462489.jpg春がくると思い出す場所のひとつ奈良県の吉野。
桜が満開の桃色の山の中へ。

小学生の修学旅行で泊まった古びた木造の旅館。
二階の部屋の窓越しからの景色。

こげ茶色の木の格子にもたれ掛かりながら
子どもながら余韻にひたっていました。

むせかえる霞のなか
山ぜんたいに紗がかかったような世界。
この世のものとは思えない桃色の小さな天国。

この旅行から帰ってきてからずっと
吉野の桜が好きだと
子どもながらに語ってました。

あまり昔の記憶がないボクですが
むんむんとした空気の密度があがっていく感覚。
肌に感じていた質感はいまでも覚えてます。

そして月日は流れて
街なかの桜並木でもさりげなく愛でることができるようになりました。
ひとりお茶をたててそんな気もしたけれど。

まだまだ頭の中ピンク色にして
ラヴ・コメディーみたいな世界におぼれているのも
小さな天国。
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by helenanoguerra | 2008-04-13 09:51 | PARIS
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