恋人までのディスタンス「原題:Before Sunrise」から9年。
ジュリー・デルピーもイーサン・ホークも年を重ねてますそしてこちらも。
二人の会話の意味なんてどうでもいいくらい
二人のやり取りが眩しいです。
過去と未来の境界線の今そのとき、歴史のグリッド上に立っている感じや。
生まれる前から決まっていたような運命みたいな出会い、再会。
そして恋愛をそのまま切り取ってみせてもらったみたい。
この85分が輝いているからせつない時間。
よくあるボタンの掛け違いみたいなこういった恋愛は
何か意味があるのかな。明日がどうなるかわからないみたいに
この映画の二人もわからない、そんな所が嬉しかった。
この間、友人と営団地下鉄の乗り換えで
地下道を歩いていたとき、曲がり角で女の人とぶつかりそうになりました。
その瞬間この人知ってる、何か関係があるっ、て感じたらその友人の友達でした。
ラブコメディーの見すぎでそうなったのかも知れません。
こういった感覚研ぎ澄まされてきました?